ピンクリボンセミナー2014「もっと乳がんを知ろう」講師にかづきれいこさん迎え10月12日初の日曜開催
2014/07/24
今年の特別講師は、メイクを通して乳がん患者らに生きる勇気を与えるかづきれいこさん(撮影/稲垣純也)
乳がんの早期発見、早期治療の大切さを伝えるピンクリボンキャンペーンを展開する東海日日新聞社(白井収社長)は、同キャンペーンのメーンイベント「東日新聞ピンクリボンセミナー・もっと乳がんを知ろう」を10月12日午後1時30分から同4時まで、豊橋駅前の穂の国とよはし芸術劇場PLAT(同市西小田原町)の主ホールで開く。参加無料。東三河全市、東三女医懇話会、国際ソロプチミスト豊橋、同豊橋ポートなど後援。
同セミナーは、音無美紀子さん(2007年)、山田邦子さん(08年)、麻木久仁子さん(昨年)と、例年乳がんサバイバー(体験者)の著名人を特別講師に招いて講演などを行ってきたが、9年目の今年は乳がんサバイバーではなく、医療と連携して患者らを支えるリハビリメイクの第一人者、かづきれいこさんを特別講師に迎える。
かづきさんはテレビ、講演会など多方面で活躍中のフェイシャルセラピスト。血流マッサージなど独自のメイクテクニック「かづきメイク」を考案し、幅広い年齢層の女性から支持を受ける一方、傷跡、やけど痕(あと)などのカバーと、それにともなう心のケアを行う「リハビリメイク」の第一人者としても精力的に活動中。抗がん剤の副作用などによる顔のむくみ、まつげの脱毛などで悩む乳がん患者にも数多く接し、メイクを通して生きる力を与えてきた。また、学会誌にリハビリメイクに関する論文を発表するなど、メイクの価値を高めるための活動にも力を注いでいる。
同セミナー講演では、リハビリメイクなどこれまでの活動を紹介するほか、かづきさん自身が実母を乳がんで亡くした経験から、乳がんの早期発見、早期治療の重要性を訴えていく。
同セミナーの定員は700人。昨年から先着600人程度までは座席を指定して受け付け、以降応募多数の場合は抽選としている。参加申し込みは当社サイトで23日から、8月初旬からは東三河各所で配布するチラシの郵送、FAXも受け付ける。