創造大学と中国・太原科技大学 交流事業協定に調印

2005/04/19

伊藤理事長(中)から名誉教授の称号を贈られる郭学長(左)

 豊橋創造大学(佐藤勝尚学長)は、18日午前10時30分から中国山西省太原市の太原科技大学の郭勇樹学長、徐格寧副学長、薛耀文経営学部長ら一行3人を迎え、郭学長に名誉教授の称号を贈り、両大学の学術交流事業を調印した。

 郭学長ら一行は17日、太原市でホームステイ交流を行ってきた言語交流会(LSE・長屋洋子会長)を訪問、佐藤学長らも歓迎式典に参加した。

 両大学の学術交流は、同会のホームステイ交流で小学生時代に来日した同科技大学の卒業生が、豊橋創造大学に留学したのがきっかけで昨年8月に佐藤学長らが、訪中して学術交流協定に調印した。

 郭学長らは「両大学の一層の交流を」と愛知万博開催に合わせて来日、学生や卒業生の留学、編入学促進のための交流事業協定に調印した。

 調印式には、豊橋創造大学を運営する藤ノ花学園の伊藤昭彦理事長も出席、1902(明治35)年に豊橋裁縫女学校として創設、103年余の歴史がある学園を紹介した。

 佐藤学長は「きょうは、具体的に両大学がどのように学生と卒業生を受け入れるかについて協定を結ぶ。学術、学生交流で一層、両大学の交流が深まると期待する」とあいさつした。

 太原科技大学は、1952年開学の工学系大学。在学生は、専科と高等部を含めて1万2000人余。経済・経営学部、人文社会学部を開設しており、総合大学として中国全土から学生が集まる有名大学。

 郭学長は「きょうは、熱烈歓迎に感謝します。両大学の学術交流が、盛んになって発展することを期待します」とあいさつ、学術交流事業協定書に調印した。

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