青学 小野田が箱根駅伝振り返る

ただ、自分の走りを/チームの主力―自覚と責任/後輩たちへ「いつでも自己ベスト狙える状態を」

2017/01/09

 箱根駅伝3連覇、大学駅伝3冠を手にした青山学院大学の小野田勇次(2年)がレースを振り返った。高師台中から豊川高に進み、青学大では2年連続で箱根6区を走り優勝に大きく貢献した。地元を代表する選手となり、今後もさらなる飛躍が期待されている。

 ―箱根駅伝を振り返ってどうか。
 まだ満足できる結果ではないが、早稲田大学(2位)との差を広げられたのは良かった。区間2位で終わったのは悔しいけど、相手(秋山清仁・日体大)が強いので割り切って考えるようにした。自分の役割を果たす走りはできたと思う。

 ―2位と33秒差で復路スタートした。
 33秒差はちょっと余裕がなく焦っていた。ただ、自分の走りをしようと心掛けた。最初はゆっくり入って、下り坂でペースを上げようと考えて、それがしっかりできたけど、思ったより差は広げられなかった。

 ―青学大に入り2年連続で日本一をつかんだ。走りに手応えは感じているか。
 まだまだ手応えはないが、来年、再来年は主力選手としてチームを引っ張ることになるので、後輩たちを導く責任を果たしていきたい。

 ―来年も6区を走ってみたいか。
 平地と下り坂を比べると、自分の走りは下り坂が合っていると思うので、チーム全体のタイムを稼ぐために、6区を任されることになりそう。得意な区間で勝利に貢献したい。

 ―自分自身の走りを分析してほしい。
 平地は、ほかの選手でも良いタイムが出せると思うが、下りは特別な区間で選手によって得意不得意があるので、そこでライバル校に負けない走りをしてしっかり結果を残すことが自分の強みだと思っている。

 ―この1年間で成長した部分は。
 以前に比べて平地での走力が少しずつ上がってきて、5000メートルで13分46秒を出せるところまで伸びてきたので、箱根6区の最後の緩やかな下りでもスピードを落とさずに走り切ることができるようになった。

 ―次へ向けて抱負を聞かせてほしい。
 2年間の経験を生かして、自分らしい走りを鍛えたい。最大の目標は、箱根駅伝で58分30秒を上回る記録で6区の区間賞を目指す。ユニバーシアード(大学生の世界大会)にも出たかったけど、5000メートルの標準タイムが上がって厳しくなったので。

 ―レース後、原晋監督と話をしたか。
 個人的には、特になかった。(テレビで話題となったサンキュー大作戦は)詳細は全然聞かされてなくて、正直ちょっと微妙で『ん?』と思った(笑)。

 ―卒業後に描く将来像を教えてほしい。
 実業団に進むのか就職するか、まだ具体的には決めてないが、今よりタイムが伸びればもっと上を目指してみたい。現時点の希望としては就職かな、と。

 ―地元の後輩たちへメッセージを。
 自分の実力がいつ伸びるかは分からないので、日々の練習を怠らずしっかりコンディションを整えて、いつでも自己ベストを狙える状態を作ってほしい。努力して結果を残せるようになれば陸上が今よりもっと楽しくなるので、自分らしく走り続けてもらいたい。

2017/01/09 のニュース

箱根駅伝を振り返った小野田勇次(豊橋市高師台中学校で)

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