中島・戸田両家を紹介

資料の多くが初公開/二川宿本陣資料館で来月26日まで「とよはしの旗本たち」

2018/07/28

 江戸時代から明治にかけて豊橋市の区域を拠点にした旗本、大崎領主の中島家と高塚領主の戸田家を紹介する企画展「とよはしの旗本たち」は、市内二川町の二川宿本陣資料館で開かれている。展示された資料の多くが初公開で歴史ファンの関心を集めそうだ。

 出品されているのは、中島家ゆかりの江戸時代初期の名奉行の板倉勝重の軸装肖像(県指定文化財)や戸田家に伝わる皇女和宮を護衛した際に使われた戸田忠道所用の甲冑(かっちゅう)、寺社に伝わる古文書など101点。今回の企画をきっかけに調査を深めたため、ほとんどが初公開の資料となった。

 幕末期の中島家当主の隆功(たかこと)は、国学者や歌人としても活躍したとされ、ペリー来航時の上奏文に和歌を添えているという。

 また、同時期の戸田家当主の忠道は、剣道の達人として知られ、屋敷内に板張りの稽古場を設け、武術の訓練に励んでいたとされる。

 企画担当の久住祐一郎学芸員は「古文書が多く残る、戸田家の資料はまだまだ調査中。今後の調査で、当時の旗本の様子がさらに詳しく見えてくるのでは」と話す。

 8月1日と11日の午後2時から同館で、学芸員によるギャラリートークがある。申し込みは必要がない。

 8月26日まで。月曜は休館だが、13日は開館する。入館料は一般が400円、小中高生が100円。

2018/07/28 のニュース

板倉勝重肖像

戸田忠道所用甲冑

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