豊橋中央と成章8強

第73回県高校野球選手権大会第4日/初登板 エース本間7回1失点

2020/09/21

【豊橋中央×名経大市邨】力投する豊橋中央の本間亮太郎(小牧市民球場で)

 来春の第93回選抜高校野球大会(センバツ)代表校推薦につながる第73回県高校野球選手権大会(県高校野球連盟主催)第4日は20日、県内5球場で2、3回戦計9試合が行われた。東三河関連では豊橋中央と成章が勝利し、8強入りを決めた。桜丘と豊川、国府は敗退した。

 このうち小牧市民球場の第1試合で豊橋中央は、名経大市邨に5―2で勝利。今大会初登板のエース本間亮太郎(2年)が7回を投げ6被安打7奪三振2四死球1失点で、存在感をアピール。継投で相手の反撃を振り切った。チーム打撃は7安打で、少ない好機を生かして加点した。

 萩本将光監督は「本間は、7回を良く投げた」と評価。一方、チームとして「細かいミスが目立ったし、相手投手の制球力に振り回されたところもあった」と語り、次戦に向けて気を引き締めていた。

 本間は「内角、外角の投げ分けはうまくいった」と感想。「初回の入りがうまくいかなかった」と反省し、修正を誓った。

【享栄×国府】8回裏、2点適時打を決める国府の鈴木康介(同)

国府は序盤の失点に泣く/成章 逆転で大府下す

 同球場第2試合で、国府は2―6で享栄に敗れた。序盤の立ち上がりを攻め込まれ2回までに5失点。安打などで得点圏に走者を進めるが、あと一本が出なかった。

 加藤駿介主将(2年)は「強豪チームとの対戦機会があまりないので、いい経験になった」と感想。「序盤の大量失点は痛かったが、その後は最少失点で抑えたのはよかったと思う」と、仲間たちをたたえた。

 成章は、阿久比球場で大府と対戦し、6―3で逆転勝利を収めた。序盤相手に先制を許すも、5回に3点を入れ勝ち越し。7回にも3点加点し、相手の反撃を振り切った。

■第4日(20日)の結果(東三河関連)

◆2回戦
東邦
000102010-4
000000000-0
豊川
(東)知崎―落合(豊)白須、田﨑、永井―門田

◆3回戦
豊橋中央
000020030-5
000000101-2
名経大市邨
(豊)本間、辻―片岡(名)武田、向井、樋口―星野

成章
000030300-6
110000010-3
大府
(成)仁枝―白井(大)毛呂、小林大、竹内―椎野、長南


000200040-6
020000000-2
桜丘
(誉)川嵜―藤垣(桜)鈴木、山出―早川

享栄
410000010-6
000000020-2
国府
(享)竹山、肥田―関(国)足立―加藤

■26日の予定

◆準々決勝

【熱田球場】
 成章×至学館(午前10時~)

【小牧市民球場】
 豊橋中央×中部大春日丘(午後1時~)

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