桜の季節 

あと「1」カ月

第4章 83回

2020/10/11

今冬も東京でこんな光景が見られるだろうか

 3年連続7度目の全国切符まで、あと約1カ月。オール愛知(今年はコロナ禍で特別大会として開催)愛知県代表決定校トーナメントの開幕が刻々と近づいている。桜丘は第1シードで2回戦から登場する。初戦は10月31日に行われ、決勝は、そのわずか1週間後という短期決戦だ。

 大会本部が健康チェックについて、大会2週間前からの検温の実施及び健康チェックシート提出を求めた。会場に入るすべてのチーム関係者が対象となる。もし、感染者を確認した場合はチームの出場停止の可能性も考えられる。

 桜丘の現状について、江崎悟監督に聞いた。公式戦から約8カ月程度遠ざかっているチームの戦術に対する理解度及び完成度は「70%」だという。チームの司令塔となる土屋来嵐と菅原琉司は「まだプレーをデザインすることができない」。松野遥弥と野澤登真、松浦奏斗らの「アウトサイド陣の得点力は上昇している」と期待を高めている。

 一方で、岩崎カイオと佐々海弥の2人は「力不足が否めない」と話した。逆を言えばこの2人が成長すれば桜丘が強くなると思って良いはず。

 リバスに関しては「攻撃をアレンジしてくれるし、リバウンドでミスを帳消しにしてくれるが、控え不在で守備は心配」とファールでの退場を懸念した。リバスへの負担が大きいのはナイジェリアから留学生が来日すれば解消するだろう。今は待つしかない。

 そして、何より「安城学園との決勝を想定して『万全の勝ちパターン』を習得させたい」と話したのが気になる。

 桜丘が本来の実力を出せば勝てる。ということは、勝ちパターンは選手の潜在能力を生かした戦い方になるのか。

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