催し多彩に文化祭楽しむ

豊橋/藤ノ花フェスタ/生徒ら授業や部活での成果披露

2020/11/13

食物科作品展(藤ノ花女子高校で)

 豊橋市老松町の藤ノ花女子高校(山崎宏人校長)では12日、今年度の文化祭「藤ノ花フェスタ」を開いた。「GENERATION~新しい世界へ~」をテーマとし、生徒らが企画制作した催しや模擬店、作品展示などがあった。

 食物科3年生による「クッキングフェスティバル」では、「食物科作品展」をテーマとし、さまざまな国や季節の料理とスイーツが色とりどりに並んだ。

 家庭科や芸術科でも作品展が開かれ、華道部、写真部など、各部活の力作も展示された。1、2年生がクラスごとに行うゲームなどの催しや、3年生による模擬店も盛況だった。

 今年は新型コロナウイルス感染防止のため、保護者や来賓らは招かず、毎年人気のバザーも開かなかった。模擬店はチケット制で、飲食は教室のみに限られたが、生徒らはゲームや作品展示を見て回り楽しんでいた。

 山崎校長は「コロナ禍の中、開催できてうれしい。授業や部活での成果が表れた作品には、質の高さとともに若さと可能性も感じる。生徒の笑顔が見られてホッとしている」と話した。

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