サーラカップ２０２０決勝大会

激励メッセージにプレー励み／優秀チームに盾とメダル

2020/12/20

　小学４年生以下の児童が参加するサッカーのサーラカップ２０２０決勝大会（サーラグループ主催）は19日、ジュビロ磐田の本拠地ヤマハスタジアムで開かれた。新型コロナウイルス感染症の拡大防止で開催規模を縮小。式典は実施せず、各地区予選を勝ち上がった参加９チームが３グループに分かれリーグ戦を実施した。

　試合に先立ち、大型ビジョンで八田直樹と小川航基、山田大記、中野誠也、山本康裕、小川大貴、藤田義明の７選手が子どもたちへ激励メッセージを送った。

　Ａリーグでは、ＡＳラランジャ豊川Ｕ12が接戦を繰り広げた。初戦は、静岡西部代表のＨｏｎｄａＦＣと対戦。両チーム無得点で前半を終了した。ラランジャは鋭い守備から何度もチャンスを作ったが、決定機を逃してゴールに結びつかず、終盤に失点を許し０―１で敗れた。

　第２戦では、刈谷南ＦＣに２点を奪われ、最後まで反撃を試みたが０―２で惜しくも涙をのんだ。

　Ｂリーグは、ＴＡＨＡＲＡＦＣが強豪チームと対戦した。初戦は、序盤から名古屋グランパスＵ10の猛攻を受けて10失点。後半に、平野陸登が待望の１点を挙げ一矢報いたが、力の差を見せつけられる完敗だった。

　静大附属浜松ＦＣとの第２戦は、選手たちに疲れがあって動きは重く、最後は０―５で敗れた。

　Ｃリーグには、ＦＣ豊橋リトルＪセレソンが登場した。第１戦のＦＣＡＬＯＮＺＡ、第２戦のレゾンＦＣＵ12ともに守備を崩され、悔しい連敗となった。

　今大会の優秀チームは、ＡリーグがＨｏｎｄａＦＣ、Ｂリーグは名古屋グランパスＵ10、ＣリーグはＦＣＡＬＯＮＺＡに決まり、盾とメダルが贈られた。