景況感は緩やかに回復

豊川信金が2020年10~12月期の調査

2021/01/29

かわしんレポートふれあい1月号

 豊川信用金庫(半田富男理事長)は2020年10~12月期の景況をまとめ、「かわしんレポートふれあい」(1月号)に掲載した。全業種の業況判断指数(DI)は、前期(7~9月)からわずかながら4・2ポイント改善してマイナス44・2となった。景気の回復は緩やかなペースにとどまった。

 製造業のDIはマイナス52・8(前期比5・2ポイント改善)、非製造業はマイナス36・9(同3・4ポイント改善)。景気は輸出や生産、個人消費に持ち直しの動きがみられる。

 来期(1月~3月)の見通しでは、厳しい状態ながら全業種でやや改善を見込んでいる。景気予想は製造業で0・5ポイント、非製造業では3・9ポイントのやや改善で、全業種においては2・3ポイントのやや改善の見込み。

 景気の先行きは新型コロナの再拡大もあり、厳しい状態が続くとみられる。政府などによる各種政策の経済効果に期待するも、社会・経済活動がコロナ禍以前の状態へ戻るスピードは緩やかになるとみられる。それでも回復基調は変わらず、消費者マインドもまだ前向きである。

 豊川信金では中小企業382社を対象に調査した。

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