ハンブルグ映画祭上映決定

アクション映画「TRAVERSE」/オール豊橋ロケで続編も今秋完成予定

2025/06/10

続編のポスターの前に立つ田部井さん(豊橋市東新町で)

 空手道豊空会(豊橋市東新町)始祖師範の田部井(ためがい)淳さん(61)が主演する2019年公開のアクション映画「TRAVERSE~トラバース~」(岡田有甲監督)が、18日から22日にドイツで開催される「ハンブルグ日本映画祭2025」で上映されることが決まった。2020年にも選出されたが、コロナ禍でオンライン配信だったため、再度招待された。

主演の空手道豊空会始祖 師範・田部井淳さん/「武術としての空手見て」

 舞台あいさつに招かれた田部井さんだが、今秋完成予定の続編「TRAVERSE2―Next Level―」(白善哲監督)も含め、映画関連のドキュメンタリー制作中により、参加できないという。「現地の反応が見たかった」と悔しがる。

 「トラバース」で田部井さんは、武道空手家の「高梨淳」役。ジャーナリストの妻が不可解な死を遂げ、義理の娘を謎の組織にさらわれる。格闘し、命がけで娘を守るうちに、父娘の絆も強まっていくストーリーだ。撮影は、豊橋を中心に蒲郡や浜名湖周辺で行われた。

 続編は、3月に市上下水道局などオール豊橋ロケで撮影された。前作の5年後、名前を変え、素性を隠して生きる父娘が再度事件に巻き込まれる。前作で明かされなかった謎も明らかになっていくという。

 田部井さんは、「相手が銃器を持っているなど、前作をしのぐ迫力あるアクションが見どころ。スポーツの空手とは違う武術としての空手を見てほしい」と話す。

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