高齢者・障害者のごみ出し支援

田原市 ピンクの「ささえあい専用袋」導入

2023/09/03

田原市で今月から導入された「ささえあい専用袋」

 田原市は今月から、高齢者や障害者の家庭ごみを支援者がスムーズに出せるよう既存の指定袋(青色)と区別したピンク色の「ささえあい専用袋」を導入した。

 同市では、ごみステーションに自らごみを出せない高齢者や障害者の日常生活を、ホームヘルパーら支援者が支えている。

 しかし、高齢者らが住む地区のごみステーションへ収集日の朝6~8時の間にごみを出すのは、仕事などがあるため支援者にとって難しい状況になっていた。

 このため、市は「ささえあい事業」(高齢者等ごみ出し支援事業)として、見た目で違い分かるピンク色の専用袋を作製。前日に出されても、ささえあい事業だと分かり、担当の廃棄物対策課では「ピンク色の袋のごみ出しが始まるので、市民の皆さんには理解と協力をお願いします」と呼びかけている。

 この事業を利用するには、申請が必要。自身でステーションへごみを出せず、親族らの協力も得られない上、身体障害者手帳の交付を受けている▽介護保険の要介護、または要支援の認定を受けている▽65歳以上―などいずれかに該当する市民が対象となる。

 もやせるごみ、こわすごみが対象で、利用は市廃棄物対策課か高齢福祉課に申請する。

 ごみ袋は10枚入り(1枚45リットル)で青色と同じ225円。市役所の両課と、東部資源化、赤羽根環境、渥美資源化の各センターで販売している。

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