最後まで一進一退の激しい攻防
2025/05/21
準決勝敗退で肩を落とす三遠の選手たち(浜松アリーナで)
両者互角、緻密な戦術と溢れる気迫がぶつかり合った―。三遠ネオフェニックスは19日夜、静岡県浜松アリーナで琉球ゴールデンキングスとのBリーグ・チャンピオンシップ準決勝の第3戦に臨み、最後まで一進一退の激しい攻防を繰り広げ69―77で敗れた。
司令塔の佐々木隆成をけがで欠いた三遠は、ルーキーの根本大が先発に名を連ねるなど苦しい布陣でスタート。前半はヤンテ・メイテンの活躍もあって42―43で折り返した。
後半に入り、両チーム譲らず第4Qの終盤まで僅差の接戦を続けたが、琉球のヴィック・ローに連続3点シュートで突き放され、ファイナル進出を逃した。
試合後には、大野篤史HCがシーズン終了のあいさつで感謝を伝え、会場へ足を運んだ多くのブースターから惜しみない拍手が送られた。