2007/10/12
キャリアを重ねるうえでのポイントを語る井澤氏
豊橋創造大学(後藤圭司学長)は11日、卒業生が在校生に仕事や就職活動などについて語る「キャリア教育授業」を開いた。
この日は、卒業生で高島屋グループ・センチュリーアンドカンパニーの井澤友行さんが講演した。
井澤さんは、これまでの会社勤めの経験から「働くときには自分が経営者意識を持つことが重要」と指摘。「正社員は時間内だけ働けばいいのではなく、労働実績をあげなければいけない。稼ぐことの大変さを実感した」と語った。
また営業マンについて「ビジネスライクで営業をするタイプと、人間関係を大切にするタイプの2種類がある。後者は相手から信頼されるのでいつまでもつながりが切れることはない」と話していた。
同大は昨年、情報ビジネス学部キャリアデザイン学科を創設。また、全国で初めて厚生労働省の「若年者就職基礎能力支援事業(YESプログラム)」を必修授業として導入するなど、キャリア教育に力を入れている。