第72回春季東海地区高校野球大会/長谷川快と中神和大、林朔矢が3安打
2025/05/26
中神和大が3安打5打点の活躍(津球場で)
豊川打線が爆発した―。第72回春季東海地区高校野球大会は25日、三重県津球場公園内野球場で雨天順延となった1回戦の残り2試合が行われ、愛知1位の豊川が初回から猛攻を仕掛け17―7で桐陽(静岡2位)にコールド勝ち、準決勝進出を決めた。
豊川は初回、長谷川快の左前適時打で先制、林朔矢と中神和大も続き4点を奪った。4回に中神の三塁打、6回に林朔矢の本塁打、7回に裏斗磨の中前適時打など19安打を放ち相手を圧倒した。
結果は次の通り。
▼1回戦
【津球場】
豊川(愛知1位)
4004243-17
1011202-7
桐陽(静岡2位)
(豊)中西、田原、柴田―近藤(桐)望月、袴田、鈴野―亀田
※7回コールド
■26日の試合予定
▼準決勝
【ダイム伊勢】
三重(三重2位)×岐阜城北(岐阜1位)=午前10時開始
豊川×津田学園(三重1位)=午後0時30分開始
春季高校野球東海大会、1回戦突破を決めた豊川の長谷川裕記監督は「これまで見たことないくらい打線が良かった。ただ、投手陣は中西浩平と平野将馬に続く選手がいない。チーム目標はもっと高い場所にあるので、一戦一戦を大事に戦っていきたい」と話した。
本塁打を含む3安打と打撃好調の林朔矢は「直球にうまく対応できたが、今回は偶然打てただけ。自分は守備の選手だと思っている。力を過信せず、いつも通り守備でチームに貢献したい」と準決勝の戦いを見据えた。
3安打5打点で豊川を勝利へ導いた中神和大は「強い気持ちで打席に立った。チャンスで1本打つことを考えてきた。何が何でも、どんな形でも得点に絡むことが自分の役割。どこが相手でも、練習通りに自分のスイングを貫きたい」と強い決意を示した。