2007/11/17
世界のさまざまな料理が並ぶ会場(藤ノ花女子高校で)
藤ノ花女子高校(伊藤邦彦校長)の学校祭「藤ノ花フェスタ」が16日開かれ、校内の各所でさまざまな催しが行われた。
家庭科室では、食物科の3年生が日ごろの学習の成果を披露する「第11回クッキングフェスティバル」が開かれ、韓国、インド、スペイン、ブラジルなど世界20カ国の料理が展示された。
今年のテーマは「世界の料理」。生徒たちは、1学期からインターネットや文献で世界各国の食文化についてグループごとに調べ、その国の代表的な料理を選んで試作を重ねること数回。東三河で手に入らない食材は、名古屋まで出向いて行って探すなど、手間暇かけて完成にこぎつけた。
中国料理のコーナーに並べられた料理は、ニンジン、ハム、ピータンなどを扇形に並べた「ショワンシャン」や、冬瓜(とうがん)に文字や模様を細かく彫りこんだ「トウコワチョンサンスータン」など、どれも手の込んだものばかり。
来場者たちは口々に「おいしそう」と言いながら、見た目と香りで料理を楽しんでいた。