豊川町の伊奈集会所で小坂井子ども食堂「に~歩」/あふれる笑顔 和やかなひととき過ごす
2026/03/08

羽釜で炊いた熱々のごはんでおにぎり作り(手前左が村田悠真くん)=豊川市伊奈町で
子どもたちにさまざまな体験を―。小坂井子ども食堂「に~歩(=にーほ)」が7日、豊川市伊奈町の伊奈集会所で開かれ、ボランティアスタッフ含め約100人が参加。大人も子どもも一緒に食卓を囲み、会場は和やかな雰囲気に包まれた。
「に~歩」は豊川市内の高齢者福祉施設で働く金田眞由(まゆみ)さんと、妹の同市社会福祉協議会に所属する佐々木和子さんが発起人。伝承をキーワードにさまざまな体験と、多くの人が集える地域の場をつくろうと近隣の農家や企業の協力を得て昨年12月から始まった。
4回目の昨日は日本古来の飯炊き釜「羽釜」で炊いたご飯でのおにぎり作りを体験。薪で炊き上げたご飯を子どもたちが手に取り、思い思いに握った。金田さんは「火や炊きたてのご飯の熱さなど、体験を通して知ってほしい」と話す。
運営には地域の社協関係者や民生委員のほかSNSの呼びかけで集まった大学生など約20人が携わった。最年少は村田悠真くん(9)で参加者として訪れたのをきっかけに、今では後片付けまで手伝う頼もしい存在に。この日も三角におにぎりを手際よく握り大人らにもコツを教えていた。
会場には家族連れの姿も多く、妹家族に誘われて訪れた中西真莉菜さんは3人の子どもと参加。4歳の紬ちゃんはうどんを頬張りながら「おいしい」と笑顔を見せた。
会場にはおにぎりに加え、うどん、大根と昆布煮、新鮮トマトなどの副菜も並んだ。食材は地元農家や企業から提供されたもので、地域ぐるみで支える取り組みとなっている。今後も毎月第1土曜日に開催予定で次回は4月4日に行う。