豊橋のサーラ住宅が決算発表

2002/01/12

 サーラ住宅(豊橋市白河町、田中宏社長)は11日、昨年4月から10月までの第33期決算と役員人事の一部変更を発表した。同日開いた同社取締役会に提出され、29日の定時株主総会で承認される見通し。

 同社は、来期から決算年度を11月から翌年10月までとし、住宅建設が集中する年末と年度末の時期を決算年度前半に以降、次期見通しを建てやすくすることにした。また、平成16年度上場を計画しており、上場を前に新しい決算年度を実施したもの。

 このため、第33期の決算は、昨年4月から10月までの7カ月間で前期比較は難しいが、総売上高111億1742万3000円(前期181億3590万千円)、経常利益2億3433000円(9億5249万9000円)。

 数字について田中社長は「少し良い結果になっていると思う」と述べ、年間売上高推定で前期を上回っており、「次期年間売上高201億円、経常利益10億円をめざしたい」と目標を発表した。

 同社は、昨年は名古屋と豊田で住宅展示をはじめ、今年は大府の住宅展示場へ出展を決め、県下10展示場と浜松など静岡県下2展示場の計12展示場に拡大する。

 住宅需要低迷の中、同社では新しい住宅で質の充実と同時に工期短縮などでコスト削減にも努力、業績を確実に伸ばしている。

 役員人事では、新役員に子会社のサーラサポート社長の小久保喬之氏を取締役に迎えたほか、退任した監査役を補充する格好でガステックサービス社長の神野吾郎氏が就任した。

2002/01/12 のニュース

有料会員募集

今日の誌面

きらり東三河

東三河学生就職NAVIリクルーティング

東三河学生就職NAVIリクrooting2025

高校生のための東三河企業情報サイト

税理士法人ひまわり

連載コーナー

ピックアップ

Copyright © TONICHI NEWS. All rights reserved.

PAGE TOP