2008/08/02
内覧会でホテル内を見学する関係者
ガステックサービス(神野吾郎社長)などが西武跡地で行った再開発事業「ココラフロント」が1日、着工から772日、土地取得から約5年かけて完成、同ビルで竣工式などが行われた。今後、豊橋の新しい玄関口となることが期待される。テナントのオープンは11日。
ココラフロントは、地上16階・地下2階のサーラタワーと地上6階のガーデンサイトから成り、敷地面積約5400平方メートル、延べ床面積約2万5000平方メートル。ホテルアークリッシュ豊橋、飲食、サービスなど13のテナント、サーラグループのオフィスが入居する。
竣工式では、神事に続き、サーラタワー1階の定礎除幕を行った。定礎には、工事にかかわった3889人の名前が刻まれ、関係者は自分の名前を見つけ感慨にふけっていた。「みんなで造ったことを形に残したかった」(神野吾郎社長)。
内覧会では、ホテルやオフィスエリアを公開。ホテル16階のバーから一望できる東三河の景色や、客室、バスルームのデザインに感心する声が聞こえた。
完成披露パーティーでは神野社長が「ココラフロントを皆さんに育てていただけたらと思う」などとあいさつした。