大学院健康科学研究科開設へ

2009/11/11

大学院健康科学研究科の開設などを発表する後藤学長(豊橋創造大学で)

 豊橋創造大学(豊橋市牛川町、伊藤晴康理事長、後藤圭司学長)は10日、来春の4月に開設する大学院健康科学研究科の記者会見を開いた。10月30日に文科省の認可がおり、看護学と理学療法学を融合した全国でも珍しい研究科の創設で「健康科学分野の指導的人材育成と先端研究」を目的としている。

 記者会見には、伊藤理事長をはじめ後藤学長、神田直副学長、後藤勝正研究科長就任予定者らが出席。後藤学長は「今大学院の開設で大学としての骨格が完成する。地域に根ざした存在感のある大学を目指す」、伊藤理事長は「大学院開設は地域に必要とされる大学として大きな意義を持つ」とそれぞれあいさつした。

 高齢化社会を迎え、健康増進への関心は高まっているが、この分野における学問は未成熟で、指導的な人材の育成は急務とされる。今回の大学院設置は、その双方に対応することを目的に、地域住民の課題解決に取り組む専門家や生活健康支援など現代的課題に取り組む教育研究者の養成を目指す。研究成果は、各種セミナーや公開講座などで地域に還元していく。

 入学定員は6人。

選抜方法は一般選抜のほか、学内特別選抜、社会人選抜を設ける。修学年限は原則2年間だが、働きながら学ぶ人のために長期履修制度も適用する。最もはやい社会人選抜は12月1日から願書を受け付ける。

 問い合わせなどは豊橋創造大学入試広報センター=電話050(2017)2100=へ。

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