中部ガスで新入社員職能研修

2012/04/24

指導を受けながらガス管の配管作業を行う新入社員(同社人材開発・技術研究センターで)

 今月中部ガス(神野吾郎社長)に入社した新入社員7人が、豊橋市神野新田町の同社人材開発・技術研究センターで、職能研修を受けている。23日、その様子が公開された。

 7人は2日の入社式後、グループ研修や本社研修を経て、12日から同センターで、都市ガスの生産・送出から消費までガス事業に関わる基本的技能や知識を体系的に学んでいる。公開されたのは、公道に埋設するポリエチレンガス管の配管実習。先輩社員の指導を受けながら、専用の機械を使ってガス管を切断し、再びつなげる作業を行った。

 同センターの深田猶人所長は「現場で最低限必要な基礎知識を学んでほしい」と研修の目的を説明。新入社員の黒台泰弘さん(24)は「1つひとつの細かい作業のタイミングのとり方が難しい。今までの研修で1番難しい。将来は後輩がついてきてくれるような社員になりたい」と感想を話した。

 7人は5月2日から、顧客対応や保安など、事業所研修を受けた後、6月から各部署に配属される。(石川正司)

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