2024（令和6）年
4月20日 土曜日
2012/08/14
中部ガス（神野吾郎社長）は13日、12（平成24）年12月期第２四半期（１～６月）の連結業績を発表した。
昨年、東日本大震災の影響で落ち込んだ自動車関連産業の生産が回復し、新規需要の開拓と合わせ工業用のガス販売量が前年同期より20・６％増加。家庭用の販売は横ばいだったものの、ガス事業の売上高は同20・４％増の２０８億７７００万円、営業利益は同３・５％増の21億８７００万だった。
また、不動産事業においては分譲マンションの建設がなかったことから、売上高が同55％減の11億３１００万円、営業利益も同51・２％減の８５００万円と半減した。
その結果、連結売上高は２２４億１０００万円（前年同期比10・８％増）、経常利益26億４０００万円（同２・３％増）の増収増益決算となった。中間配当は３・５円。
通期の業績予想に変更はなく、売上高４２０億円（同９・８％増）、経常利益18億円（同９・７％増）を見込んでいる。（石川正司）
