2003/07/26
サーラコーポレーション(豊橋市白河町、神野吾郎社長)は、25日午後3時10分から豊橋商工会議所で中間決算を発表した。同時に業績予想の修正に関する発表も行った。
昨年12月から今年5月までの平成15年11月期連結中間決算で当初予想を大きく下回る内容になった。それによると売上高659億7800万円、営業利益13億6100万円、経常利益16億1000万円、中間利益5億2900万円。
業績予想修正発表では、通期売上高1282億4600万円(当初予想1324億8200万円、3・2%減)、経常利益13億2400万円(同30億2000万円、56・1%減)、当期純利益6300万円(同8億9700万円、92・9%減)と大幅な下方修正になった。
同社は、ガステックサービス、中部、新協オートサーボビスの持ち株会社で連結子会社27社と持分法適用関連会社7社。
大幅な減益の理由について同社では、「連結子会社の建築・土木部門で公共工事の大幅な減少が響いた」と説明している。
今後、下半期の回復については新しく12月から立ち上げる保険代理業の拡大、エネルギー輸送事業の合理化、グループ全体のコンピュータシステム運営合理化によるコスト削減―などでマイナス幅のカバーに力を入れるとしている。