中部ガスが中間決算報告

2003/08/23

 中部ガス(中村捷二社長)は、22日午後2時半から豊橋商工会議所で平成15年度12月期の中間決算短信を発表した。
 それによると、連結、単体ともに収益を伸ばしており、特に単体では今冬の冷え込みと浜松地区での大口需要の伸びなどガス需要増に支えられて過去最高の売り上げを記録した。
 連結ベースでは、売上高145億5700万円(前年同期比13・6%減)、営業利益21億5900万円(同8・4%増)、経常利益21億7800万円(同13・6%増)、中間純利益15億800万円(46・5%増)だった。
 期間途中で連結子会社から豊橋グランドホテル、中部クレジットなど2社を関連会社へ移管したため、売上高は減少したが、利益は大きく増加した。
 通期見通しでは売上高265億円、経常利益13億円、当期純利益13億円を予想、売上高は前年比で減少するものの実質上方修正になる。
 単体では、中部ガスが今冬の寒さと都市ガス供給世帯が2792戸増の21万2857戸になり、さらに浜松地区で新規に工場への大口需要拡大などがあり、売上高135億2100万円(前年同期比3・7%増9と過去最高となった。
 営業利益は、20億1200万円(同15・2%増)、経常利益20億2800万円(同16・6%増)、中間純利益13億8800万円(同36・7%増)と好調だった。
 通期見通しは、浜松地区の天然ガス転換が、約90%まで進み、来年3月には転換作業が完了するため、売上高245億円、経常利益12億円、当期純利益12億円。当期当初予想を経常利益で4億5000万円、当期純利益で3億円上方修正になる。
 また、昭和18年9月に豊橋瓦斯と浜松瓦斯が合併して中部ガスになって60年になるのを記念し、一株当たり年間1円の記念配当を行うほか、豊橋と浜松の両市などガス供給自治体に対し、9月中に記念寄付を行う。

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