豊橋創造大学短期大学部20周年記念式典

2003/10/12

 藤ノ花学園(伊藤昭彦理事長)が運営する豊橋創造大学は、11日午後1時から学内のアリーナを会場に短期大学部創立20周年記念式典と記念講演を開いた。
 早川勝豊橋市長、佐藤元彦豊橋商工会議所会頭らを来賓に迎えて佐藤勝尚学長は「豊橋短期大学を土台に大学院、大学と目指す学内コミュニティーが完成しているが、さらに社会に開かれた大学として、産官学と地域とのこれまで以上にコミュニティーの形成をめざしたい」とあいさつした。
 伊藤理事長は、同大学が昭和58年に当時の青木茂豊橋市長を会長に期成同盟会を組織して地元牛川地区住民の協力があって「豊橋短期大学」ができたことを述べ、「創造性豊で人間性あふれる新しい時代の職業教育を進める」と約束した。
 早川市長、佐藤会頭ら来賓からは「これからも大学が地域に貢献され、卒業生が地域に役立ってくれることと思う」と期待の言葉が贈られた。
 アトラクションで2代学長・大野元三氏が始めた同大学生による幼児向け行事の「青い空コンサート」の目玉になっている和太鼓演奏を幼児教育・保育科2年生有志が元気に披露した。
 短期大学部は、昭和58年に「豊橋短期大学」として開学、今年で20年になる。幼児教育指導者育成のための幼児教育科と地元企業の即戦力になる秘書科設置で女子人材育成を目指した。
 平成8年には、4年制大学を併設。名称を豊橋豊橋創造大学とした。短期大学は「短期大学部」になった。
 記念講演は、卒業生、在学生とその父母を対象に日本ユニセフ協会大使で芸能活動だけでなく大学教授としても活躍しているアグネス・チャンさんが「私のターニングポイント~私の生涯教育」の題で話した。
 香港生まれで30年前に「ひなげしの花」で日本でビューしたアイドル歌手。でも、彼女はカナダ留学、カンボジア復興、エチオピア飢餓支援などでも活躍、豊かな才能と行動力で活躍している。
 アグネス・チャンさんは「人生を大きく変えるターニングポイントでは、いつもすばらしい出会いがあった。そうした出会いが大きな意味を持った」と体験を話した。

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