豊川の御油小で「環境出前講座」/液体窒素で冷熱実験も/中部ガス
2014/06/27
冷熱実験を行う児童
環境問題やエネルギーの大切さを考えてもらおうと、中部ガス (豊橋市駅前大通1、神野吾郎社長) は25日、豊川市御油小学校で「環境出前講座」を開いた。6年生95人が、地球温暖化問題や天然ガスについて学んだ。
「環境にやさしいエネルギーって何だろう?」をテーマに同社人材開発・技術研究センターの職員が、地球温暖化などの環境問題や環境にやさしいとされる天然ガスについて、スライド説明にクイズを交えて分かりやすく講義。渥美半島沖での産出が確認されたメタンハイドレートに関しても、同社が制作したビデオを使って説明した。
続いて児童は、極低温で輸送する液化天然ガスに性質の近い液体窒素を使った冷熱実験を実施。マイナス196度の液体窒素で瞬間冷凍させたカーネーションを砕く実験を行い、「5秒で凍って、触るとパリパリになった」などと話しながら、極低温の不思議な感覚を興味深そうに体験した。