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桜の季節
第2章
2016/01/10
粂辰弥は最後まで諦めない姿勢を見せた
東京体育館のコートに試合終了のブザーが鳴り響いた。騒然とする場内でぼうぜんと立ち尽くす鈴木空、ベンチで無念の表情を浮かべた中尾良平、感情を抑え切れず泣き崩れた粂辰弥。あの日、あの場所で起こった出来事が私の脳裏に深く、深く刻まれている。 終...
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