豊橋創造大学がリハビリテーション学部、新設へ

2005/04/26

リハビリテーション学部棟の完成予想図

　豊橋創造大学（豊橋市牛川町、佐藤勝尚学長）は２５日、来年開学１０周年を迎えるのを機に、０６年４月、三河地区で初めて理学療法士を養成するリハビリテーション学部（仮称）を新設の予定であるほか、情報経営学部は情報ビジネス学部に改組する、と発表した。

　リハビリテーション学部には、理学療法学科を設け、地域の福祉や医療に役立つ人材の育成をめざす。定員６０人。新学部校舎の地鎮祭が同日、建設地の学内テニスコート跡で関係者ら約３５人が出席して行われ、工事の無事を祈った。来年３月に完成の予定。

　現在の経営情報学部の経営情報学科とメディア
・ネットワーク学科は、次年度学生の募集を停止し、新しく情報ビジネス学部キャリアデザイン学科の学生募集を開始する予定。定員は１３６人。

　新設予定の同学部は、学生が将来、「なりたい自分」をデザインできるカリキュラム編成で、自分の目標を絞り込める教育体制を確立する。

　カリキュラムは、ネットワーク、メディアデザイン、ソフトウエアの情報分野、会計、ビジネスフロンティアのビジネス分野に加え、食文化や福祉、文化などを充実させるための「ライフプロデュース」、高齢者社会に対応すべく医療のＩＴ化について学ぶ「医療情報・管理」の分野がある。

　学生は将来の目標に合わせて各分野から自分に合った組み合わせで学ぶことができる。