製造業

本多電子株式会社

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超音波の可能性を広げ続ける
研究開発主導型企業

 1956(昭和31)年、世界初のトランジスタポータブル魚群探知機の開発・製造を開始して以来、超音波の新しい価値を創造。現在は、レジャー用小型魚群探知機ではトップメーカーとして「HONDEX」の名を世界中に知らしめているだけでなく、超音波洗浄機、超音波画像診断装置、超音波流量計、超音波霧化器といった産業機器など、幅広い分野を手がける超音波応用機器の総合メーカーに成長している。

 
 最大の強みは、超音波をつくり出し、超音波機器の心臓部とも言える圧電素材(圧電セラミックス、圧電高分子膜、圧電薄膜)を研究開発から生産まで一貫して行っていること。世界で初めて無鉛化に成功した「圧電セラミックス」を自社生産することにより、目的に応じた周波数や、出力、形状、特性を持つ独自の超音波振動子を作ることが可能になり、新製品開発もスムーズに。「世界初」の製品が次々と生み出され、これまでに取得した特許は1000件を超える。

 2013年7月にはバンコクに駐在員事務所を開設するなど、海外への市場拡大も視野に入れながら、今後も先端医療や新エネルギー、航空宇宙技術への応用など新分野開拓を進めている。

 また、2018年12月には、地域経済牽引事業の担い手候補となる地域の中核企業として、経済産業省が定める「地域未来牽引企業」に選ばれた。

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セラミックスの材料評価のために、電子顕微鏡はなくてはならない装置。セラミックスの特性を決める微細構造等を解析

X線解析装置。セラミックスの焼成(焼き具合)を分子レベルで解析できる。新素材を使用する際にも活用

2023年1月に新設した「情報発信スタジオ」。プレゼンテーション動画制作やWeb会議などに活用し、積極的なデジタル情報発信を行う

2019年秋にリニューアルした本社併設の「超音波科学館」。小学生の社会見学にもよく利用されており予約をすれば誰でも見学可能(無料)

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会社概要

社名 本多電子株式会社
業種 製造業
住所 〒441-3193 豊橋市大岩町小山塚20番地
地図 GoogleMap
TEL 0532-41-2511
FAX 0532-41-2093
交通機関 東海道線二川駅より徒歩15分
代表者 代表取締役 本多洋介
設立 1960(昭和35)年6月
資本金 1億円
事業内容 超音波応用機器製造販売
事業所 本社/愛知県豊橋市大岩町小山塚20番地
バンコク駐在員事務所
東京営業所
大阪営業所
従業員数 235人 (2023年1月現在)
平均年齢 46歳 (2020年1月現在)
売上高 63億7,000万円 (2022年9月期)
グループ会社 ■エコーテック株式会社
豊橋市大岩町小山塚20番地
※超音波応用機器製造販売
URL https://www.honda-el.co.jp
その他 ISO9001/ISO13485/ISO14001取得
愛知ブランド企業認定(愛知県)
地域未来牽引企業選定(経産省)

沿革

1956年 本多電子工業所として創業
 〃 年 トランジスタ小型魚群探知機を開発(世界初)
1960年 本多電子工業株式会社として設立
1962年 超音波洗浄装置を開発
1976年 魚種判別魚群探知機「シラスセレクター」を開発(特許取得)
1978年 本社・工場を現所在地に移転
1979年 本多電子株式会社に社名変更
1980年 医療診断装置を開発(OEM供給)
 〃 年 超音波顕微鏡を開発
1983年 医療用具製造業の認可取得 (愛用第361号)
1986年 流水式超音波洗浄機「パルスジェット」を開発(特許取得)
1991年 周波数高速切替型超音波洗浄機「爆洗」を開発(特許取得)
1995年 戦略開発センタービル(本社)を竣工
1996年 超音波科学館を開設
1999年 エコーテック株式会社を設立
2002年 生体組織用超音波音速顕微鏡を開発
2005年 愛知万博に出展
2006年 強力超音波用無鉛圧電セラミックスを開発(世界初・特許取得)
2009年 セラミックス新工場竣工
2013年 タイ・バンコクに駐在員事務所を開設
2014年 カスタマーサービス棟竣工
2018年 経済産業省の「地域未来牽引企業」に選定される
2019年10月 超音波科学館リニューアルオープン

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