音の実験にチャレンジ

生徒らがグラスと振り子を使った実験など/本多電子が豊丘高校で実習体験

2025/03/06

グラスを使った実験に取り組む生徒(豊丘高校で)

 超音波機器製造の本多電子(豊橋市大岩町)の社員が5日、同市豊岡町の県立豊丘高校で実験実習を行った。生徒50人がグラスと振り子を使った実験などを体験した。

 グラスを使った実験に挑んだ生徒たちは、グラスに水を注ぎ、縁をこすって音を出すグラスミュージックで音階作りに取り組んだ。聴覚を使い、感覚的に水の量を調節して音階を作る班と、物理学の理論から水の量を細かく計算する班に分かれて実験。結果がどのように異なるかや、同じ目的に対するアプローチの違いなどを学んだ。

 講師は、入社1年目と2年目の若手社員7人が務めた。社員たちは3カ月かけて、実験実習の準備をしてきたという。

 実験実習に参加した本多電子の仲平竹春総務財務部長は「実験を通じて、生徒たちにはものづくりの考え方を、社員には物事を伝える力を身につけてもらえれば」と話した。6日には実験と講演が行われる。

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