クレープロボや全自動綿菓子機など登場/豊橋
2025/03/06
クレープロボットQの実演(豊橋市駅前大通で)
コーヒー豆など食材・器材卸販売の「ワルツ」(豊橋市神野新田町)は5日、同市駅前大通のエムキャンパスフードで、ベーカリー・スイーツをテーマに商品ラインナップとメニューを提案する「2025春の展示・提案会」を開いた。取引先関係者ら約250人が参加した。
会場には、メーカー11社が出展。中でも、クレープ生地を自動で焼く「クレープロボットQ」や自動卓上綿菓子機「ユニコーンフェザー」の実演には、多くの人が集まっていた。
クレープロボットQは、ボタンを押すだけで生地の投入から鉄板での焼き、移動までを1分ほどで実現するため、人件費やスタッフ教育費を大幅に削減できる。スタートアップ企業のメーカー「モリロボ」(浜松市)との業務提携により、ワルツが販路拡大と食材提供を担う。
また、「飛洋港運」(大阪市)が取り扱うユニコーンフェザーは、スティックを差し、色や形を選ぶだけで、自動的にカラフルな綿菓子が出来上がる。
ワルツの片桐鉄也社長は「なかなか世に出ないが、面白いもの、将来の糧となるものが集まった」と胸を張った。