最優秀賞の紅久商店で視察会/豊橋商議所「環境経営賞」
2017/10/25
視察会の様子
豊橋商工会議所は24日、環境経営の先進的かつ実践的な取り組みを評価し顕彰する「環境経営賞」の最優秀賞を今年度受賞した金属リサイクル業の紅久商店(豊橋市神野新田町、三浦圭吾社長)で、視察会を開催した。同会議所に所属する6企業8人が参加した。
同社非鉄プラリサイクル事業部の福井信明課長が、会社の事業内容を映像とともに説明。特に、携帯電話やパソコンといった小型家電から金属とプラスチックをほぼ完全に分離できる業界初の乾式ラインについては、サンプル見本なども提示して詳しく解説した。その後、工場に出向き、同社オリジナル仕様のリサイクルラインを見学。設備をじっくりと見たり、担当社員に質問したりする参加者の姿が見られた。
同社は、東三河で唯一の小型家電リサイクル法認定業者であること、2020年開催の東京オリンピック・パラリンピックの約5000個の金・銀・銅メダルを国内で集めた携帯電話や小型家電から抽出したリサイクル金属でつくる「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」に事業者として参加していることについても紹介した。