アーレスティ増収減益

3カ年の中期経営計画を発表/19年3月期の連結決算

2019/06/02

 豊橋市にあるアルミニウムダイカストメーカーのアーレスティ(高橋新社長)は、2019年3月期の連結決算を発表した。受注増により増収となったものの、燃料費や原価償却費の増加で減益となった。

 通期の連結経営成績は、売上高1454億2800万円(前年度比0・2%増)、営業利益32億2800万円(同31・6%減)、経常利益29億500万円(同34・5%減)、当期純利益4億2100万円(同87・8%減)となった。配当は通期で22円とした。

 国内の受注は前年並みだったが、燃料費の上昇や減価償却費の増加などで利益は減少した。北米でも前年並みの受注量だったが、収益改善の取り組みが遅れて減益。アジアでは、インドでの新規部品の量産本格化で受注が増加した。

 3カ年の中期経営計画も発表。基本方針として「将来の自動車市場を見据えた事業戦略」「生産性向上、品質向上による稼ぐ力のアップ」「企業の成長を支えるひとづくり」を掲げ、売上高1550億円、営業利益率5%などを目標値とした。

 20年3月期は、売上高1340億円(同7・9%減)、営業利益27億円(同16・4%減)、経常利益25億円(同13・9%減)、当期純利益17億円(同303・7%増)、通期配当22円を予想している。

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