中川（豊橋中央）プロ志望届け

地元出身の高校生らにも期待

2020/08/28

中川拓真（豊橋中央）がプロ野球志望届を提出した

　日本高校野球連盟は、10月26日に実施される新人選手選択会議（ドラフト会議）の対象となるプロ野球志望届の提出者を連盟公式ホームページに掲載し、中川拓真捕手（豊橋中央）らが追加され、プロ志望者は計１５８人（26日時点）となった。

　東三河地区では中川のほか、西山成哉（渥美農）と漆原幻汰（豊川）も志望届を提出しており、12球団から指名を受けると、日本ハムから２位指名された立野和明投手（東海理化）に続いて２年連続の快挙となる。

　また、高校生では２０１７年に中日から５位指名を受けた蒲郡市出身の伊藤康祐外野手（中京大中京高卒）以来。２０１５年の谷川原健太捕手（豊橋中央高から福岡ＳＢ）や、２０１６年の藤嶋健人投手（東邦高から中日）に続いて、地元出身の高校生に期待が高まっている。

　◆中川拓真
　身長１７７センチ、体重86キロ、右投げ右打ち、捕手。全国屈指の飛距離を誇るスラッガーは、恵まれた体格を生かし高校通算44本塁打を放った。豊橋中央では１年生でレギュラーに抜擢（ばってき）され、強力打線の主軸を担った。大きな体格に似合わない俊足を持ち合わせ、走攻守とも揃った強肩強打の捕手として注目を集める。

　◆西山成哉
　渥美農のエースとして、１年生からマウンドに上がった。阪神甲子園球場で行うプロ野球志望高校生合同練習会への参加を表明している。

　◆漆原幻汰
　豊川打線の中軸を担った。今夏は豊橋中央に敗れたが、米庄寛成とともにチームを支え続けた。