2024（令和6）年
4月18日 木曜日
建設・設備事業と動物医薬事業／サーラコーポレーション増収増益
2020/10/09
エネルギー事業などを展開するサーラコーポレーション（豊橋市駅前大通１丁目、神野吾郎社長）は、２０２０年11月期第３四半期（２０１９年12月～20年８月末）の連結業績を発表した。新型コロナウイルス感染拡大により収益が低下した事業を、建設・設備事業と動物医薬事業がカバーした。
連結経営成績は、売上高１５７３億６９００万円（前年同期比２・０％増）、営業利益51億６６００万円（同14・７％増）、経常利益67億９００万円（同８・２％増）、四半期純利益45億６９００万円（同８・４％増）の増収増益決算となった。
主力のエネルギー事業は、新型コロナの影響により既存取引先の業務用、工業用のガス販売量が減少。輸入車販売も来店客が減り、新規販売台数が減少した。
新型コロナによる不振部門をカバーしたのが建設・土木・設備事業。設備工事の完成案件が増加し、利益率も高く増収増益。動物用医薬品販売も堅調で、子会社化した２社の実績が加わり、売上高、営業利益ともに増加した。住宅事業でも販売棟数が増加した。
通期での業績予想に変更はなく、売上高２２４０億円（前年度比４・８％増）、営業利益58億円（同６・２％増）、経常利益63億円（同18・３％減）、当期純利益40億円（同16・９％減）、年間配当20円を見込んでいる。
