実際の言葉や効果など学ぶ

豊橋創造大／豊橋信用金庫の宮川氏迎え特別講義／学生ら「組織行動論」に興味

2021/07/02

豊橋信用金庫の宮川直樹理事・事業支援部長による特別講義の様子（豊橋創造大学で）

　豊橋創造大学経営学部で６月30日、豊橋信用金庫の宮川直樹理事・事業支援部長による「組織行動論」の特別講義が行われた。正規の課業と連動した講義で、経営学部の３年４年生約15人が受講した。

　講義のテーマは「豊橋信用金庫のモチベーションアップの方法を紹介し、その効果等について考察する」。

　宮川さんははじめに、多様化する信用金庫の役割を説明。そのうえで、職員のモチベーションのアップの方法について話し、「何のために仕事をするのか、どうすれば意識が高まるのか」と投げかけ、ビジョンや使命を理解してもらうことの重要性を説いた。

　質疑応答を通じて学生たちは、モチベーションを上げた実際の言葉や、その効果について議論を交わし理解を深めた。

　ゼミで企業理念について研究しているという４年生の長尾美智子さんは、「授業で習った理論が実際の組織で生かされていることがわかり興味深かった」と話した。

　同大学と豊橋信用金庫は、連携・協力に関する協定を結んでおり、特別講義はその一環として行われた。地域社会や地元企業が抱える課題解決に向けて今後も、連携講座や事業協力などを行っていく。