先輩のプレーを応援

3×3バスケ/桜丘高卒の富永啓生が東京五輪出場

2021/07/25

富永を応援する桜丘男女バスケ部の選手たち(桜丘高校で)

 桜丘高校の男女バスケットボール部員や保護者、関係者らが24日、体育館に特設のスクリーンを設置し、東京五輪の新種目となる男子3×3バスケでメダル獲得を目指す同校OBの富永啓生(アメリカ・ネブラスカ大学)を画面越しに応援した。

 ポーランドとの予選リーグ第1戦は、富永が果敢な攻めで攻撃をけん引した。
 桜丘高の恩師・江崎悟監督は「大舞台でも試合を楽しむ強さがある。後輩の期待を力に変え、長所のシュート力を生かし、最後まで啓生らしくメダルを狙ってほしい」と述べた。

 桜丘のエース松野遥弥(3年)は「得意のシュートに期待している。一番身近で目標とする先輩なので、少しでも近づけるように頑張りたい」と話した。

 この日が競技初日となった3×3バスケは、通常の約半分のコートで攻守を入れ替えながら、10分間で21点を争う。

 会場は、東京都江東区の青海アーバンスポーツパーク。日本は、4日間の予選リーグでポーランドやベルギー、オランダ、ラトビア、セルビア、ロシア、中国と対戦。準決勝と決勝(3位決定戦)は28日に行われる。

 このほか、豊橋市出身の馬瓜ステファニー(トヨタ自動車)が出場した女子は、第1戦でROC(ロシア)に18―21と惜敗。第2戦は20―8でルーマニアに快勝した。

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