継続的に起業家生み出せ

産官学で東三河スタートアップ推進協議会設立/県の支援拠点と連携/地元経済活性化へ枠組み起動

2021/10/08

覚書締結式に出席した神野会長(前列左から3人目)など協議会関係者と大村知事(同右から3人目)=エムキャンパスで

 起業家を継続的に生み出す仕組み作りに地域の産学官で取り組む「東三河スタートアップ推進協議会」が7日、設立された。同日、愛知県が整備を進める世界最大級のスタートアップ支援拠点「ステーションAⅰ(エーアイ)」と相互連携・協力に関する覚書を結んだ。地元経済の活性化に向け、新たな枠組みが動き出した。

 同協議会は、東三河の商工会議所や商工会でつくる東三河広域経済連合会や総合農業サービスを手掛けるイノチオホールディングス、豊橋技術科学大学、東三河広域連合、豊橋市など8団体で発足。会長に同連合会の神野吾郎会長が就任した。

 イノベーションの創出や起業家を生み出し続ける「エコシステム(生態系)」の構築を目指し、東三河で新規事業創出・育成の機運を醸成するほか、今年度は「農業・食」をテーマに様々なイベントを開催する。

 会員企業のサイエンス・クリエイトが豊橋サイエンスコア内で運営する起業支援拠点「スタートアップガレージ」や、名豊ビル跡地などに整備された複合ビル「emCAMPUS(エムキャンパス)」にサーラグループが11月下旬に開設する「エムキャンパス スタジオ」、豊橋駅前にある武蔵精密工業の起業家交流施設「ムサシ・イノベーション・ラボ・クルー」が連携し、それぞれの強みを生かしてスタートアップ企業を支援する。

 県が2024年10月のオープンを目指し、名古屋市昭和区の県勤労会館跡地に建設中のステーションAiとの連携も目玉のひとつ。例えば、スタートアップを育成するノウハウが地域にない場合にステーションAiのプログラムの活用を促したり、ステーションAiの農業スタートアップのために実証実験のフィールドを東三河から提供したりと、相互に事業を展開する。

 7日にエムキャンパスであった覚書の締結式で、大村秀章知事は「日本を代表する、世界に例を見ないスタートアップエコシステムを作っていきたい。その大きな橋頭堡(きょうとうほ)が、東三河スタートアップ推進協議会だ」と期待を示した。神野会長は「東三河地域の人たちには新しいことを始める機運を持ち、積極的な参画や協力をお願いしたい」と述べた。

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