豊橋創造大短大が公開講座

2006/12/08

講演する永山さん（豊橋創造大学で）

　豊橋創造大学短期大学部は７日、同大学で現代ＧＰ公開講座「食をテーマとした地域活性化」（全３回）を開いた。東海日日新聞社など後援。

　公開講座は、文部科学省の平成１８年度「現代的教育ニーズ取り組み支援プログラム」で、同短期大学部のテーマが選ばれ、今回はその一環で開いた。

　同日は一般や学生の約３００人が出席。新聞やラジオ、本の出版など幅広く活躍する食文化史研究家・永山久夫さんが講師を務めた。「元気に楽しく『ワッハッハッ』と長生きするための長寿食入門」を演題に話し、永山さんは元気に寝込まず長生きする方法として、カテキンやサポニンを含むお茶、ギャバが多いご飯、カルシウムのゴマ、骨を丈夫にする大豆などを摂（と）り、そしてがん細胞をやっつける「笑い」を実践し、「食」をしっかりほしいと呼びかけた。参加者たちは楽しみながらも、熱心に耳を傾け、メモを取るなどしていた。

　講座は来年１月１３日午後１時３０分から、食育コーディネーター・大村直己さんが「現代消費社会に求められる食育の視点」、同月18日午後１時１０分からサカモトキッチンスタジオ主宰・坂本廣子さんが「未来に繋がる食育のすすめ」を演題にそれぞれ講演する。定員は各１００人。受講無料。

　問い合わせは、同大学＝電話０５３２（５４）９７２９＝へ。