練習試合は真剣モード

2007/03/16

実戦形式で緊張感のある練習を行った豊橋中央チーム

 2年ぶり5回目の春高バレー出場を決めた豊橋中央高校女子バレーボール部(小林幸夫監督)は15日、同校体育館で、同じく同大会に2年ぶり14回目の出場を果たした佐賀北高校(蘭=あららぎ=恵介監督)と練習試合を行った。

 佐賀北高は14日、フェリーで出発し、15日朝大阪に到着。その後バスで豊橋市に到着した。選手は長旅の疲れはあるものの、はつらつとしたプレーを見せ、全国大会のレベルの高さをうかがい知ることができた。

 実戦形式の練習では、25ポイント制の試合も実施された。豊橋中央チームは塚本尚子選手(2年)をはじめ、清水茉里、坂本絵梨の両1年生の攻撃力はまずまずだったが、サーブレシーブが不安定なのが課題として残った。

 小林監督は「攻撃パターンはよかったが、サーブカットを慎重に」と指示を出した。1回目は豊橋中央チームが勝ったが、2回目はレシーブの乱れをつかれ25―23で佐賀北が奪取。小林監督は「弱みを見せると一気に攻めたててくるのが全国大会出場チームの特徴」と解説した。

 佐賀北の蘭監督は同校のほか、佐賀商の男子チームなどを率い春高バレー大会の常連監督の1人。八王子実践コーチ時代は元全日本代表の三屋裕子選手の指導も経験している。「豊橋中央チームはライトの清水選手がよくジャンプする。大会を控えたこの時期に緊張感を持って練習できます」と話した。

 両チームは16日に出発し、19日の開会式まで神奈川県で調整する。豊橋中央高校は20日のAコート第4試合で市立柏(千葉)と、佐賀北チームは2回戦からの出場となり、21日に近江(滋賀)と高崎商科大附(群馬)の勝者と対戦する。

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