恵みの雨でひと安心

宇連ダム/厳しい貯水量いくぶん回復/水不足払拭に至らず 平年同時期比の5割強

2017/06/23

 本州の太平洋側の広い範囲で21日に降った大雨で、減り続けていた東三河の水がめ・宇連ダム(新城市川合)の貯水量はいくぶん回復した。それでも平年の半分程度にとどまり、ダムを管理する水資源機構豊川用水総合事業部は、今後も注視していくとしている。

 梅雨前線を伴った低気圧の影響で21日、大気の状態が不安定になり、各地は激しい雨に見舞われた。同機構によると、宇連ダム周辺では1日で130㍉の降水量を観測した。

 今年は梅雨入り後も雨の少ない天候が続き、宇連ダムの貯水率は同日午前8時時点で26・6%にまで落ち込んだ。今回の大雨によって、22日午後3時には36・8%まで持ち直した。関係機関で節水に向けた協議を始めようとしたタイミングでの恵みの雨に、同機構は「厳しい状態からは脱した」とひとまず胸をなでおろす。

 ただし水不足の心配を払拭できたとは、まだ言えそうもない。回復したとはいえ、平年の同時期の貯水率(62・4%)に比べると5割強にとどまるため、同機構では「今後の雨に期待しながら注視していきたい」としている。

2017/06/23 のニュース

貯水量がいくぶん回復した宇連ダム(水資源機構豊川用水総合事業部提供)

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