豊川の春の風物詩 来月5日まで/〝仲間〟今後も続々と
2024/04/19
整備された堤防を背に、元気に泳ぐこいのぼり(国府町内の音羽川で)
豊川市国府町内を流れる音羽川で、今年もたくさんのこいのぼりが風に乗り、元気に泳ぎ始めた。地元の国府中町の住民らによって、色とりどりの大小約50匹のこいのぼりと吹き流しが市立西部中学校前の岡本橋付近に掲げられた。
10年以上も続く春の風物詩で、国府町内の民家から寄せられたこいのぼりは年々劣化も進むが、毎年多くの寄付があるという。また、近隣の国府観音や大社神社での人形供養に持ち寄られるこいのぼりも仲間入りする予定で、今後さらに数が増えそうだ。
こいのぼりはゴールデンウイーク最終日の5月5日まで見られる。岡本橋付近の堤防では、中町の住民らによって除草などの整備事業も行われ、渡邊修己さんは「川の堤防もきれいになり、こいのぼりたちも楽しく泳いでいる。多くの方に遊びに来てほしい」と話している。