新城
2024/04/21
二輪そろったニリンソウ(新城市海老の東泉寺里山山麓で)
代表的な山野草のニリンソウ(二輪草)が、新城市海老の旧海老小学校正面の東泉寺里山の山麓群生地で見ごろを迎えている。
ニリンソウは、一つの茎から、まず一輪の花を咲かせ、追いかけるように二輪目の花を咲かせる。ここでは1週間ほど前に一輪目が咲き始め、今はほとんどが二輪目の花を付け、二輪が一緒に咲いている。
ニリンソウはキンポウゲ科の多年草で、高さ10~20センチほど。日本の本州以北、朝鮮半島などに分布するが、数は減少し続けている。
ニリンソウの若芽は食用とされる。ただ、有毒植物のトリカブトの葉が同じ時期に出て、形が似ているため、ニリンソウと誤って食べ中毒を起こす例があるので注意が必要だ。