SENQのパブリックパートナー就任

豊橋市 首都圏で企業とのネットワーク構築/協業や新たなビジネス創出図る/東海3県の自治体で初

2024/05/08

豊橋市役所。市はSENQのパブリックパートナーに就任したと発表した

 豊橋市は7日、東京都内にあるオープンイノベーションオフィス「SENQ(センク)」のパブリックパートナーに就任したと発表した。首都圏で企業とのネットワークを構築し、協業や新たなビジネス創出につなげる。愛知、岐阜、三重の東海3県の自治体で初めてという。

 コワーキングエリアや貸室などを備えたSENQは、青山や霞が関、六本木など都内に6カ所あり、「官民連携」や「食」、「アート・ファッション」など拠点ごとにテーマが設けられている。現在入居しているスタートアップ(新興企業)などは200社以上。中央日本土地建物(東京)が展開する。

 大手企業や金融機関などの民間パートナーと、官公庁や地方自治体などのパブリックパートナーがあり、豊橋市を含め20自治体がパブリックパートナーに名を連ねる。

 パブリックパートナーになると、6カ所全ての拠点が利用可能。市は入居者との交流や民間パートナーとして参画する大手企業などとの関係を築き、首都圏でのさらなるビジネスマッチングや人、企業の誘致を図る。

 東京に常駐しネットワークづくりに従事する市地域イノベーション推進室の桑原裕明主査は「(農業とテクノロジーを組み合わせた)アグリテック分野のスタートアップとつながりたい」と話し、それ以外の分野との連携強化にも意欲を示した。

2024/05/08 のニュース

豊橋市役所。市はSENQのパブリックパートナーに就任したと発表した

有料会員募集

今日の誌面

きらり東三河

東三河学生就職NAVIリクルーティング

東三河学生就職NAVIリクrooting2025

高校生のための東三河企業情報サイト

連載コーナー

ピックアップ

Copyright © TONICHI NEWS. All rights reserved.

PAGE TOP