地球温暖化対策でV2H導入など
2024/05/08
V2Hの導入で電気自動車の電力を家庭で使える
豊川市の地球温暖化対策設備導入促進費補助制度が好評だ。
中でも今年度から新たに設けたV2H(電気自動車等充給電設備)の単独導入(上限5万円)が受付開始から1カ月以内に予定の5件をすべて終えた。
この制度については市が温室効果ガス削減など環境保全に貢献する発電システムを取り入れる世帯に導入費用の一部を補助する制度。V2Hは電気自動車やプラグインハイブリッド車のバッテリーにためた電力を自宅で使えるようにする機器で、節電や災害時の備えの観点で関心が寄せられている。
単独導入の受付は終わったものの、V2Hと太陽光発電システム、電気・ガス使用量をモニターで表示し家電を自動制御できるHEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)の3点同時設置(上限10万円)には空きがあり、申請を受け付けている。
このほかに7日時点で、市にはリチウムイオン蓄電池システム(上限5万円)に20件、燃料電池システム(同4万円)に11件、HEMS(同1万円)に7件、太陽光発電システム・HEMS・リチウムイオン蓄電池システムの3点同時設置(同10万円)に17件の申請が来ている。