豊川・宝陵高校で戴帽式/「知識を身に付けて責任ある行動を」
2024/05/10
戴帽式に臨んだ生徒たち(宝陵高校で)
豊川市一宮町の県立宝陵高校で9日、衛生看護科2年生37人の戴帽式が行われた。
式では、一人一人がナースキャップをかぶせられ、ナイチンゲールの灯火(ともしび)を受け継いだ。灯火を持って並んだ生徒たちは「ナイチンゲール誓詞」を唱和し、看護師への第一歩を踏み出した。
鳥居伸仁校長は「皆さんが受け継いだ灯火は、ナイチンゲールがクリミア戦争で兵士を看護した時に持っていたランプの灯りをもとにしている。患者さまと向き合える看護師になるため、知識と技術を妥協せず身につけて責任ある行動を」と激励。2年生を代表して尾﨑美咲さんが「これは始まりの一歩。より高度な知識と技術を身につけ、理想の看護師像を目指して歩み、責任を果たせるよう努力する」と誓いの言葉を述べた。
2年生は1年次に学んだ看護の基礎をもとに、11月に看護臨地実習に臨む。