ものづくりの課題研究/生徒ら関心をもつきっかけに
2024/05/10
生徒が真剣な表情で創業の基本を学んだ(豊川工科高校で)
豊川市は、県立豊川工科高校で今年度の第1回となる創業教室を開いた。起業家マインド醸成を目的とし、創業のきっかけづくりを提供した。
機械科課題研究班の3年生3人を対象に、サイエンス・クリエイト事業推進部の勝間亮さんを講師に迎え、起業全般の基本知識や過去の有名な失敗アイデアから学ぶこと、卒業生発案「出会い箸」の可能性を探った。
参加した課題研究班の3人は、今回の創業教室で学んだ内容をもとに、ものづくりアイデアの課題研究を行い、試作品の作成や各種アイデアコンテストへの応募などを通じて商品化を目指す。
生徒からは「アイデアの出し方を学べて良かった」「過去の失敗から成功することを知った」などの声があり、創業への関心を持つきっかけとなった。
同校機械科は、2022年度に全国高校ビジネスアイディア甲子園でグランプリを受賞している。