穂の国の森から始まる家づくりの会/環境教育活動評価
2014/12/11
授賞式で賞状を手にする伊藤代表㊨
東三河で活動し、豊川市の建築業者らでつくる「穂の国の森から始まる家づくりの会」はこのほど、子どもたちへの環境教育活動が評価され、環境省の2014年度地球温暖化防止活動環境大臣賞(環境教育活動部門)を受賞した。
今月3日には、東京都千代田区のイイノホール&カンファレンスセンターで表彰式があり、伊藤正幸代表が賞状を受け取った。
環境教育活動は、学校教室の黒板横の掲示板スペースに、杉の間伐材を貼る「教室の空気はビタミン材運動」をメーンに実施。子どもたちが、木の香りや感触を確かめながら作業を行うことで、山や森への関心を高めてもらう試みで、11年ほどの活動で1970人の子どもたちが参加した。
受賞報告で東海日日新聞社を訪れた伊藤代表は「環境への効果だけでなく、参加した子どもの育成にも有意義だと感じる」と述べ「今後も森を思いやる気持ちや達成感、職業感を伝えたい」と意気込んだ。