木質バイオマス発電所起工式

主燃料はアジア産パーム椰子殻/地元間伐材も利用/サーラグループ

2017/07/22

 サーラコーポレーション(神野吾郎社長)のグループ会社、サーラeパワー(藤田尚弘社長)は21日、豊橋市新西浜町(御津2区工業団地内)に建設する木質バイオマス発電所の起工式を執り行った。東南アジアから輸入するパーム椰子(やし)殻に加え、地元の間伐材などを燃料に使い、クリーンエネルギーの安定供給を目指す。

 サーラグループが発電事業参入にあたり昨年6月に設立したサーラeパワーでは、御津2区工業団地内に約3万平方㍍の発電所建設用地を取得。8月から着工し、2019年7月からの本稼働を目指す。総事業費は約100億円。

 発電規模は2万2100キロワットで、年間発電量は、一般家庭約4万世帯の使用量に相当する約1億5000万キロワット時。発電した電力は再生可能エネルギーの固定価格買取制度を利用し、1キロワット時あたり24~32円で売電する。

 主燃料としては、インドネシアやマレーシアなどから輸入するパーム椰子殻を使用。副燃料として、東三河・遠州地域の森林組合や行政、事業者と連携・協力し、間伐材や林地残材、製材端材なども活用していく計画だ。

 起工式では神事の後に神野社長があいさつし、「電力事業参入にあたり、特長あることをやりたいと考えてきた。(木質バイオマス発電所は)環境によく地域貢献にもなる」と建設の目的を説明。「最近はバイオマスブームだが、半歩早く着手することができ、先鞭(せんべん)をつけられることを誇りに思う」と喜びを語った

2017/07/22 のニュース

御津2区工業団地内の建設予定地(サーラコーポレーション提供)

起工式であいさつする神野社長

有料会員募集

東三河の家造り「住蔵」

連載コーナー

ピックアップ

東三河見ごろ

Copyright © TONICHI NEWS. All rights reserved.