生徒ら介助に疑似体験

食事や口腔の清潔について指導/藤ノ花女子高で「生活と福祉」講座

2018/07/12

 「障がいをもつ高齢者への疑似体験学習」をテーマに豊橋市老津町の藤ノ花女子高校がこのほど、学校で「生活と福祉」講座を開いた。参加した生活情報科3年の141人が食事介助と口腔(こうくう)の清潔介助について学んだ。

 講師は豊橋創造大学の大林博美教授と村上貴子助教授。生徒が2人1組になって、1人が介助される側の「85歳、嚥下(えんげ)機能の低下、白内障、片麻痺(まひ)」の高齢者となり、もう1人は介助する側に回り「どうサポートしたらいいか」と考えた。

 講師の指導を受けながら、介助される側はゴーグルや軍手、サポーターを身に着け、椅子に座って食べ物を食べたり、お茶を飲んだりした。

 介助する側は食事の量を調節したり、コップの傾け方に気を付けたりするなどして介助していた。

 参加した1人の高野奈々海さんは「介助される側との信頼関係がないと口に入れる量が分からない。コミュニケーションが大切と知りました」と話した。

 講座は今回で84回目。加齢、障害に伴う身体の変化を把握し、高齢者への支援のあり方を考えるために開かれている。今後、車いす体験やAED体験などが行われる予定。

2018/07/12 のニュース

食事の介助をする生徒(藤ノ花女子高校で=提供)

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