「エール」ロケ地巡り写真で紹介

桜丘高３年２組学園祭で企画展／きょうから

2020/10/03

高校生がロケ地を巡り地元の新しい魅力を発見した（桜丘高校で）

　桜丘高校３年２組では、ＮＨＫ朝の連続テレビ小説「エール」で撮影場所となった東三河のロケ地を巡る企画「みんなにエールを！」を立ち上げ、３、４日の学園祭で写真展示する。高校生の明るく元気な姿を通し、地元の人々にエールを送る。

　エール企画は、朝河真弥さんらが中心となりクラス41人が協力した。取材地となった豊橋公園や公会堂、大正軒、椙本八幡社など豊橋駅周辺に加え、伊古部海岸ほか、山辺正幸教諭の運転で新城市の旧門谷小学校などを訪れ、それぞれの魅力を収集した。

　ロケ地写真は、実行委員の名倉凌さんや鈴木登偉さん、中村泰斗さん、伴真耶加さんがクラスメートと一緒に現地へ足を運び、約１カ月間かけて地元の魅力が伝わる最高の１枚を撮影した。

　展示では、大きな地図に写真と説明を張り「この日は本当にド暑かった」「みたらし団子がおいしかった」など、楽しい感想とともにロケ地の雰囲気を届けた。

　今年の学園祭は制限公開で一般の入場は中止となったが、朝河さんは「今回ロケ地を巡り、たくさんの新しい魅力を発見した。地元に注目する良いきっかけになれば」と話した。